●星宮神社！神仏習合と分離の歴史に触れる。
こんにちわ！こんばんわ！やどりぎ神社。です
当ブログは神社や御朱印の紹介。
神様にまつわる話や古代の話、都市伝説、神社の地域などの話をつらつらと紹介していこうと思います！
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本日の担当はわたくし【えむまる。】です
よろしくおねがいします
今回は埼玉県飯能市にある星宮神社に行ってきましたよー
実はここではなく、もう一つの神社がメインで飯能市まで行ったのですが...
こちらも素敵な神社だったので、先にご紹介
公式HPなどもなく、詳しい情報はあまりないのですが、とてつもない昔（約８００年位前）に降ってきた星を祀ったという伝えがあるとかないとか...。
そしてどうやら星宮神社という名前の神社、栃木方面に集中して沢山あるそうなんです。
その理由を深堀していったら、色々な歴史に触れることになりました
ちょっと小難しい話になるのですが、神社好きな方ならきっと楽しいはず！
皆さんもぜひ一緒に歴史に触れてみてください
それでは先にどんな神社か見ていきましょー！
神職さんは常駐されていないようで、お話を聞いたり御朱印を頂くことはできませんでしたが、自然豊かなとても素敵な場所でした
苔むした階段をのぼると見える拝殿。
スニーカーでも滑ってちょっと危険だった
小雨降る中だったこともあり、緑がより一層きれいでした！
入口はこんな感じ
知らずに通ったとしても気になって立ち寄りたくなる雰囲気ですね！
由緒が書かれている看板...
この看板によると
創建は１１８４年
御祭神
天御中主命（あめのみなかぬしのみこと）
天照大神（あまてらすおおみかみ）
大己貴命（おおなむちのみこと）
天御中主命といえば、古事記の中で一番最初に登場する神様の中で最も最初の神様です。
一説では始源神と位置づけて最高位の究極神！と書かれている文献まであります。
そんな偉大な神様をお祀りしてるのか！と調べていくと...
平安時代の神社一覧帖には、
この神様をお祀りしている神社はない！とのこと。
「ん・・どーゆーこと？？」
更に調べていくと...
何度となく
『妙見信仰』という言葉が出てきます。
※妙見とは...北極星または北斗七星を神格化した仏教の一つ。
あーなるほど！
北極星や北斗七星の星を信仰してるから星宮神社って名前なのか！
「って・・・ん？仏教！？」
神社は神道・・・
仏教はお寺だよね・・・。
これはどういうことか・・・
（かなりざっくりとまとめます！笑）
昔は神道と仏教は区別されずに、神道の神様も仏教の神様も、たくさんいる神様の中のひとつ！という考え方をしてきました。
それが明治時代になり、神仏分離令が発令。
神社から仏教的要素を徹底的に排斥することを推進し、ご神体に仏像を使用することも禁止したんだそうです。
今では鳥居があって神様がいて神職さんがいるのが神社。
お墓があったり鐘があってお坊さんがいるのはお寺。
これは明治時代に作られた文化なんですね
ちょっと星宮神社に話をもどして・・・
どうやら御祭神とされている天御中主命は、読んで字のごとく天の中央の神！
よって、
とされていったということですね。
そしてこの飯能市にある星宮神社、秩父七妙見というもののひとつだとも出てきました。
七妙見とはなんぞや・・・。
調べていくと、秩父神社にたどり着きます。
秩父神社を北極星として、北斗七星の形に妙見信仰の神社が建てられているとのこと・・・。
星宮神社がそのひとつだといわれているんです。
秩父神社と妙見信仰にはとても深い歴史がありました。
が、それはまた秩父神社編のときにご紹介しようと思います
(もう疲れちゃったよ!!そして読む人も疲れちゃうからね
)
誰もが知っている大きな神社ではなくても、町の小さなひとつの神社にこんなに深い歴史があるとは・・・
あなたのご近所にある神社にも、意外に深い歴史があるかもしれませんね。
歴史には様々な説が存在するため、必ずしもすべてが真実とは限りません。。
あくまでも所説あり。ではありますふふふ
今回は少し違った角度から神社をご紹介しました！
それではまた
担当 えむまる。でしたー
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