こんにちわ!こんばんわ!
やどりぎ神社。です
当ブログは神社や御朱印の紹介。
神様にまつわる話や古代の話、神社の地域や都市伝説、陰謀論、占いの話などをつらつらと紹介していこうと思います!
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本日の担当は...
陰謀論って、もはや...陰謀じゃないよね?
と思っている
『えむまる。』です
よろしくお願いしまーす
さてさて今日は神社の紹介はちょっとお休みです。
番外編的な余談になりますが・・・
暦注下段について書いていきますよー
なにそれ?って方もいるかもですが
順を追って書いていきますのでぜひお読み頂ければと思います
それではみなさんに質問です
神社に行く日って何で決めてますか??
もちろん
『仕事が休みの時だよ!』って方も大半いるかと思います。
『週間天気予報とにらめっこして晴れの日に』って方もいますよね
えむまる。というか、我々やどりぎ神社。のメンバーが
何日に寺社に行こうか?と相談するときに参考にしているのは
『吉日』です
もちろん、これを全てにしてしまうと身動きがとりずらくなってしまうので
あくまでも参考程度に・・・ですよ!
(といいながら結構気にしてますw)
日も良くて天気も良いってなったらもう神社いくしかない!ってなりますw
吉日と聞くとまず思い浮かぶのは大安でしょうか?
カレンダーにも記載されていることが多く
メジャーな吉日ですよね
逆に仏滅と聞くと、なんとなく良くない日というイメージも。
この大安や仏滅という言葉、どこから来ているのかというと
古くは中国からやってきた文化だと言われています。
種類は全部で6種類あり、六曜(ろくよう)と呼ばれ
先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口
の順番でやってきます。
そうなんです・・・順番でやってくるんです
今のカレンダーを見てみると、順番が違う所などがありますが
六曜は旧暦によって作られているからずれることがあるんです。
江戸時代にはこの六曜が大流行して
暦によって動く日、動かない日が左右されてしまい
色んな事に支障をきたした。なんて文献も残っているそうですw
そんなことがあったせいか
グレゴリオ暦への改暦のせいなのか・・・
明治維新になり
吉凶付きの暦注は迷信である
として、政府は吉凶に関する暦注を一切禁止したそうです
更には
当時の教科書にも迷信を信じるなと記載する程だったとか・・・。
が、しかし!!
だめって言われる程やりたくなっちゃうのが人間。
明治15年頃から
俗に「オバケ暦」と呼ばれる六曜などの情報が満載の暦が
民間暦として出回るようになりましたw
政府がだめ!って言ったせいで
余計に気になっちゃって、結果そのせいで更に重視するようになったんだね
とまぁ、江戸~明治の頃に大流行したと言われているそうで
今はその名残として残っているのかな?
が、えむまる。は
六曜は全く気にしていませんw
人それぞれ考え方はあると思いますが
あくまでも私は・・・気にしてませんw
そもそも日だけじゃなくて
はっ!行かなくては・・・って日もあります。
呼ばれて行かないなんてこと出来ないよね
(どんなに一般的に悪い日だろうと!w)
では、暦の中で何を気にして日にちを決めているのかというと
暦注下段(れきちゅうげだん)です
何それ
?って方もいると思うので先に説明を・・・。
暦注下段とは
暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦歴のことをいいます。
迷信的な要素が多く、その弊害も大きいことから
日本では朝廷や政府などから3回も禁止されたんだって・・・。
また識者からの批判も多かったそう。
(識者って誰だろうね?w)
でも、なかなか改められず
現在まで庶民の間で根強く生き残っているのだそうです
なんでそこまで禁止にしたかったのかな・・・。
仮に迷信だとして・・・
国が禁止したがる理由って、一体何なんだろうね
?
3回も禁止令を出すほど、この文化を消したかった。
これを妄信したら困る何かがあるってことなのかな
?
なんて・・・勘ぐってしまうよ
単にオカルト的な思考はやめましょうってだけ・・・?
戦後には解禁になったものの
行政をはじめとする公共機関のカレンダーには
今でも一切記載されていないんだとか
暦注下段という言葉に聞きなじみがなくても
『
天赦日』は聞いたことがある方もいるのではないでしょうか
?
天赦日(てんしゃび/にち)は
読んで字のごとく
「百神が天に昇り万物の罪を赦(ゆる)す日」とされる、最上の大吉日です。
季節(
二十四節気)と日干支の組み合わせによって決まっていて
年に5~6回ほどあります
新しい何かをスタートさせたり
躊躇していたことに挑戦するにはもってこいの日と言われています
えむまる。が
この日は、絶対に寺社にいってお参りしたいよ!
と思っている日です。
普段お参りでは、日ごろの感謝やこれからの目標などを神様へお話しに行くのですが、やはり日が良いとその後押しが倍増している気がするからです
他にも沢山の吉凶日がありますが、全て書くと大変なので
寺社に行くのに良い日をご紹介します
●神吉日(かみよしび)
神事に関すること、すなわち神社に詣でること
祭礼、祖先を祀ることに吉とされる。
これは日本独自の日のようで、干支(十二支十干)で決まります。
●鬼宿日(きしゅくび/にち)
鬼が宿にいて外出しない日なので鬼に邪魔されること無く行動できる日
名前だけ見ると『鬼』がつくので悪い日に思いがちですが
一説には「お釈迦様が生まれた日」という逸話があり吉日です
※二十八宿は旧暦や月などが関連してくるのですが、こちらはまた別の機会に
●大明日(だいみょうにち)
「大明」は天地が開通して、隅々まで太陽の日が照る日という意味。
全ての吉事・善事に用いて大吉である。
特に建築・移転・旅行に良いとされる。
●天恩日(てんおんにち)
天の恩恵を受ける日で、吉事に用いて大吉である日。
ちなみに上記2つは干支(十二支十干)で決まっています。
また、良い日だけでなく凶日と言われる日もあり、その中のひとつ
●受死日(じゅしにち/び)
この日は最悪の大凶日とされる。
この日に病を患えば必ず死ぬとまで言われているんだとか・・・。
こわいよ
!!w
その他さまざまな日がありますが、とても紹介しきれないので次にいきます
歴注下段とはまた少し違うのですが
●一粒万倍(いちりゅうまんばいび/にち)
一粒万倍日は何事を始めるにも良い日とされています。
特に仕事始め、開店、種まき、お金を出すことに吉。
借金をしたり人から物を借りたりすることは苦労の種が万倍になるため凶とされる。
二十四節気と「日の十二支」によって決まっています。
この日が、天赦日と重なる日があり
良い日が更に万倍の効果があるとして
最強の日と言われています
干支や陰陽五行などと暦は切っても切れないですね
この話もいつかどこかで・・・。
最後にこちらもご紹介。
●不成就日(ふじょうじゅび)
何事も成就しない日と言われています。
もう少し柔らかく
『お願いごとをしても、効果が半減してしまう日』という表現もあります。
ただ、とても不思議なのですが・・・
この不成就日だけは、歴史や由来などがはっきりしていないんです
室町時代以降に始まったといわれ、
会津のほうから発祥したのでは?という説もあったり。
簠簋内伝金烏玉兎集(ほきないでんきんうぎょくとしゅう) 長い・・・w
という
安倍晴明が編纂したと伝承される占いの専門書が由来では?という説などがあります。
(この本が世に出た時は、
安倍晴明さんは亡くなっているんですけどね
)
旧暦を元に算出されているのですが、これに関してだけは
歴史が曖昧なことから、あまり重要視しないという考え方も多いそうです
まぁ、良い事だけ信じるっていうのもありですしね
ただ、政府が禁止したり、信憑性に欠けると言われながらも
今のも存在しているという不思議・・・。
大昔の占いなどから、今の暦につながっているということがとても興味深いです
今後もっと掘り下げて行こうと思いますが、それはまた後日
今回は、普段のカレンダーには書かれていないけど
いろんな日の選び方があるんだよっていうお話でした
信じるも信じないも、もちろん自由です
ちなみに残りわずかですが、今年の天赦日は・・・
11月12日(金)です
更にこの先でいいと言われている日は
2022年1月11日(火)
なんと
天赦日、一粒万倍日、天恩日が重なります
その他、今日は何の日かな?と気になった方
毎朝6時頃に今日の暦をお知らせしていきます
月ごと、年間ごとに見れるカレンダーは現在作成中です
こうご期待(*'ω'*)!!
そのカレンダーには、今書いた吉日に加えて
干支をもとに決められている
寅の日や巳の日などのことや、月の満ち欠け、ボイドタイムについても
書いていこうと思います
こちらの説明は次のブログで書きますね
なんとなーくでも、今日はどんな日かな?ってわかってるだけで
今日の行動が少し変わったり変わらなかったり
チェックしてみてね
それでは、担当 えむまる。でしたー
まったねー( *´•ω•`*)/♡*。
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